2011年12月30日金曜日

今年もお世話になりました

秋の人参。今は雪の下で春を待っています。
.早いもので今年もあとわずかとなりました。

先日、恒例になった餅つきを済ませました。杵と臼でおとうが搗いた手作りのおもちです。私は全く手を出しません。搗くのも、のすのも一人でやってしまいます。

忘れもしません。初めての餅つきの日、予定日3日前という状況で長女がお腹の中にいて、餅つき真っ最中に、破水。あわてて病院に駆け込みました。結局、破水は間違いで産まれたのは2日後だったのですが・・・。

あれから7年が経ちました。

農業と一緒で1年に1回の餅つきですが、7回目ともなると、手際も見た目も当時とは、雲泥の差です。続けていくということはそういうことかなと思います。

うちのお餅当時から味は絶品!!!
うちのよりおいしいお餅はいまだ食べたことがありません。

来年もおいしい野菜や加工品を皆さんにお届けできるように努力していきます。よろしくお願いします。皆さんもよいお年をお迎えください。

2011年11月12日土曜日

 注文フォーム、ブログ停止中はご迷惑をおかけして、大変もうしわけありませんでした。


2011年9月19日月曜日

そば

蕎麦の花が満開です。
先日、そばが好きだというウーファーのために久しぶりに蕎麦を打ちました。最後に打ったのを思い出せないぐらい、ずいぶん前に打ったきりだったので、ちゃんとできるか不安でしたが、なんとか蕎麦になりました。粉が挽きたてだったのも手伝って、結構美味しくできました。
妻有地方(十日町・津南)の蕎麦は、ふのりとやまごぼう(オヤマボクチ)の繊維をつなぎに使う独特の蕎麦です。初めて食べたときの感動は私の蕎麦の概念を変えてしまう程でした。
趣味は蕎麦打ちです。と言えるほど、はまって打っていた時もありましたが、農作業や育児に追われる最近は全く、でした。
今年から直売所でうちのそば粉を売るようになって、いつでも挽きたてのそば粉が手に入るようになったので、また蕎麦打ちを楽しみたいと思います。

2011年8月28日日曜日

WWOOF(ウーフ)


WWOOFとはお金のやり取りなしで、労働と寝る場所・食事を交換するしくみです。

WWOOFのホストに登録して6年になります。やって来るウーファーは日本に興味のある外国からの学生さんや農業や田舎暮らしに関心のある日本の方などです。期間は1週間から1ヶ月とさまざま。

畑と家の往復の単調で、ルーズになりがちな日常に丁度良い緊張感。そして知らない外国の文化・習慣・食べ物の話など勉強になる事が多いです。
子供たちは遊んでくれるやさしいお兄ちゃん、お姉ちゃんと認識していて、ことばの壁などなんのその。あっという間に仲良くなってしまいます。

先日、3週間滞在したドイツ人のターニャさんが次のWWOOF先の弘前に出発しました。暑い中、アスパラガスの草取りや子供達の面倒を良く見てくれました。集落のお祭りに参加したり、豆腐作りの体験など、楽しんでくれたようです。私達もとても楽しかったです。
ありがとう!!ターニャ。また会いましょう。







2011年7月16日土曜日

ブルーベリー



 ブルーベリーが色づいてきました。

結婚した年に(2002年)苗を購入し、楽しみで育ててきました。いつも食べきれない程、収穫できるのですが、昨年は一粒も口に出来ず終わってしまいました。鳥よけのキラキラテープを付ける事が出来ず、全部鳥のエサになってしまったのです。昨年は次男の出産があり、ただでさえ間に合ってない仕事を、オトウひとりで、こなさなければならず、とてもブルーベリーどころではありませんでした。今年は辛い、今年は辛い、と昨年、何度耳にしたことか・・・。
 次男は保育園に通うようになったので、(調子のあまり良くない作目もありますが)去年よりはまし、去年よりはまし、と言って仕事しています。
 ブルーベリーは収穫しながら子供たちの口の中に消えていきます。2年ぶりですから今から楽しみにしています。今年はブルーベリーシロップを作ってかき氷!やってみたいですね。

2011年7月5日火曜日

ひばりの巣

 今年もひばりの巣をアスパラの畑で見つけました。枯れ草を使って、器用によくできています。その場所もひばりなりに考えたのでしょう、草の陰に隠れるように、そこにありました。
 一昨年見つけた時は、かわいいヒナが3羽かえっていました。毎日収穫に行くのが楽しみで、ヒナの成長を見守っていました。いつも収穫しながら巣に近づくと寸前のところで親鳥が飛び立つはずが、その日は、反応がありません。巣は空っぽでした。巣立つには早すぎるし、おそらく、カラスか何かでしょう。蛇かもしれません。ねずみが、アスパラの根っこを食べてしまうので、私たち的には蛇がいた方が助かるのですが自然は厳しいです。
 今年のたまごは無事にかえって、巣立つ事が出来ると良いのですが。
 我が家の3羽のヒナたちもいつか、旅立つ日が来るのでしょうね~。

2011年6月26日日曜日

例年より早い梅雨入りとなりました

ぜんまい? アスパラです。
梅雨入りして、じめじめと蒸し暑い日が続いてますが、ここは標高400m。朝晩は寒いぐらいです。一雨ごとに、緑が濃くなっていくのが、手に取るように分かります。
畑の草もアスパラに負けじと元気です。アスパラが草の陰になって隠れてしまい、収穫の適期を過ぎてしまう事もしばしば。しかし、いつも最低限の草取りしかしません。人を頼んで草を取ったこともありましたが、アスパラの邪魔にならない程度の草は気にならなくなりました。
地面の乾燥防止など草の効用もあります。作業能率が悪くなったり、一長一短ですが。
ただ、個人的に思うのですが、アスパラ以外に何も生えていない光景はどうも不自然に見えて,何だか気持ちが悪いのです。
田植えや他の植え付け作業が同時進行して、まさに目の回るような忙しさがようやくひと段落したと思ったら、もう6月もそろそろ終わり・・・。アスパラは7月10日頃まで収穫する予定です。

2011年5月27日金曜日

アスパラガスの季節です


除草剤を使っていないので草も元気です。
アスパラガスの収穫が始まりました。早朝と午後の1日2回の収穫作業です。さらに気温が上がってくるとまめな農家(?)は3回収穫しています。伸びすぎて、穂先が開いてしまうからです。そして収穫すれば、次が出てくるので、切れば切るほど収量も上がるという訳です。うちは手がないので、そこまでは出来ませんが。
出始めのアスパラは特においしいです。力がみなぎっている感じがします。昨年、収穫終了後の天候が良かったので、今年は期待しています。

2011年5月21日土曜日

給食試食会

ごちそうさまでした。
この春から長女が小学校へ入学しました。
家庭訪問や学習参観、PTA活動など、親子共々、緊張した日々が続いています。
先日、給食試食会に参加してきました。献立は

ごはん・かつおと大豆の味噌がらめ
切干大根ののり酢あえ
沢煮椀・甘夏・牛乳

「感謝していただきましょう。」「いただきます。」
日直さんのことばで試食会が始まりました。

野菜がたっぷりでおいしかったです。大満足でした。米と大豆は子供達が生産に関ったそうです。野菜もなるべく地元のものを使うようにしているそうです。
「地産地消」「身土不二」などなど・・・。食べることで見えてくる事、学ぶ事も多いと思います。
感謝して・・・日々そうありたいものです。

2011年4月30日土曜日

雪下にんじん終了しました

今期の雪下にんじんの収穫、出荷は終了しました。
最終便の雪下にんじん
沢山のご注文を頂きありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

この後はジュース用の人参を委託先に発送したり、保存の為に塩漬けや、(後で味噌漬けにします。)スライスして干す作業をします。毎年、出荷でいっぱいいっぱいで保存や、加工までは手が回らないのですが、今年こそはやります。
とブログで公表すればやらざるをえません。自分で自分のおしりを叩いています。

2011年4月22日金曜日

雪解けの季節です

この日の夕日はでっかかった・・・。
いよいよ雪解けの季節になりました。地震の直後から(3月12日)収穫が始まった雪下にんじんもそろそろ終盤です。ご注文下さった皆さんありがとうございました。4月いっぱいは注文を受けつけていますので、お早めにどうぞ。

子供たちと手をつなぎ、ふきのとうを採ったり、収穫作業を終え、帰途に着く車窓から見るでっかい夕日に感動したり、何てことない当たり前の日常に、手を合わせて感謝したくなる、そんな気持ちでこの一ヶ月は過ぎていきました。不安な要素は山積みですが、自分たちにできる事をするしかありません。長い冬が終わりを告げ、春になりました。また、種を蒔こうと思います。



2011年3月27日日曜日

雪下にんじん収穫中です。

収穫が始まると、必ずと言っていいほど雪になります。雪国ですから、
当然と言えば、当然ですが。
雪の中での作業は、やっぱり辛いです。掘ったにんじんが、その場で凍ってしまうこともあります。
収穫は、畑の土が乾いてトラクターが入れるようになるまでは、すべて手作業です。農作業用のフォークで,人参を傷つけないよう軽く起こした後、一本一本、手で抜いていきます。それから、包丁で葉っぱを切り落とし、選別をしながらコンテナに入れていきます。
引き抜いた瞬間、ふあ~っと人参のいい香りがします。今年の人参は、昨年の天候もあって、やや小ぶりですが、味も香りも良いものができました。ぜひ、味わってみてください。

2011年3月13日日曜日

ご心配ありがとうございました。

東北の地震大変だな・・・。なんて思いながら眠りに就いたその早朝のことでした。
激しい横揺れ。子供たちを抱えて、ただただ揺れがおさまるのを、待つ事しかできませんでした。
震度6弱。棚が倒れ、食器が割れました。家の前の道路は陥没。幸い直後でもライフラインは、機能しましたので、6年前の中越地震の時より、いくらか落ち着いていたように思います。ケガもおかげ様でありませんでした。
まだ余震の度に、どきどき、びくびくで、心穏やかではありませんが、雪下にんじんの収穫が、予定より1日遅れて、どうにか始まりました。
ご心配のお電話やメール、出荷日の変更など、色々とありがとうございました。

2011年3月7日月曜日

さつまいもで水あめ作り 2

麦芽を入れたところ
出来上がった水あめは、大き目のジャムの瓶に3個ほど。お世話になった方に差し上げたり、きな粉とまぜて、きな粉飴を作ったりしました。
砂糖とは違う、やさしい甘みとさつまいもの香り。色は、まさに飴色。子供たちも大喜びでした。
気をよくして、2回目の水あめ作りです。(さつまいもは、まだまだ、まだまだあります。)ところが、あれ~?見事に失敗。芋粥の水分が少な過ぎたようです。
最後、煮詰めるのに時間がかかったので省略できるかと水分を控えたのが原因です。
しばらく、水あめ作り修行(?)は続きます。

2011年2月27日日曜日

さつまいもで水あめ作り 1

 秋に収穫したさつまいものはねだしを利用して、水あめを作っています。

簡単に、作り方を説明すると,
①蒸かして、つぶした芋に、お湯を加えて、ドロドロのいもがゆをつくる。
②60~65度くらいまで、温めて、乾燥麦芽を入れてよく、まぜる。
③55~60度で5~6時間保温。
④さらしの袋に入れて、絞る。
⑤絞ったあめ汁を、さらしでこして、煮詰めると、出来上がり。

本(手づくりのすすめ)を片手に、初めて作ってみましたが、特に難しい作業ではありません。なんだか理科の実験みたいで楽しかったです。

でんぷんをたくさん含んでいるものなら、ジャガイモや片栗粉でもできるそうです。
それにしても、でんぷんに麦芽を入れたら、水あめになるって、誰が、発見したんでしょう? 綾子

2011年2月19日土曜日

旅のもの

 さつまいもを貯蔵庫にしまって少しづつ市場に出しています。地元でとれたものを、地物、他の産地から来たものを「旅のもの」と言います。さつまいもの場合、「旅のもの」は千葉、茨城、徳島などの有名産地です。味では引けをとらないつもりですが、見た目のきれいさにはやっぱり負けてしまいます。「旅のもの」との戦いがなかなか大変です。 今年は高値とは言ってもそれは「旅のもの」だけの話。ちょっと多く出すと、すぐ買い叩かれてしまいます。こういうとき農家の悲哀を感じます。 朗

2011年2月18日金曜日

春、近し

 今朝は,雨まじりの雪です。春が近いのを実感します。
雪下にんじんの為の道路除雪が,3月1日から始まると連絡がありました。
「えーっ!もう?」と、かなりあせっています。冬になったらやろう、と思っていた事が、まだ山盛り残っているのです。
午後は長女の一日入学に小学校へいってきます。「えーっ!もう?」と、こちらは、あせっていませんが、子供の成長は、早いものです。 あやこ

2011年2月15日火曜日

ホームページ作成中

何年も途中になっているホームページを、今年こそは!と本気になって作成中です。
私は基本的に、アナログな人なので、だんなにお任せです。口をだすだけで。しかし、センスも知識もなく。せめて、ブログぐらいは、と書いていますが、すでに、いっぱいいっぱいです。
畑の様子や、自分達の思いを伝えられるように頑張ろうと思います。 あやこ

2011年2月14日月曜日

雪下にんじんジュース試作中

例年どおり3/15ごろから 雪下にんじん堀りを始める予定です。今のところ積雪は2.5mくらいで、2月に入ってからは雪も一段落つきました。

先日、試作を頼んだにんじんジュースができあがったそうです。今回はレモンを広島県で有機栽培という言葉のなかったころから50年間無農薬でしていらっしゃる方から取り寄せて使ってみました。雪下にんじんをせっかく無農薬で作っているのですからレモンの方も素性のわかる方のものを使いたいと毎回思っていました。(以前の業者では細かい注文は不可能でした)

レモン1%ににんじん99%とクエン酸という単純な組合わせですが、業者によって出来上がりは異なります。いつもは一年に一回ぶっつけ本番でしたが、今回は本番前の試作を初めてして微妙な調整をしたいと思っています。